シャワーの浴び方をひと工夫してアトピーを改善する

アトピー患者のシャワーの浴び方についてどうするのが良いか考察しました。
シャワーの浴び方でも多少の意識することで違いがでますので、ここにまとめていきます。

出来るだけシャワーヘッドは浄水のものにする

シャワーはほぼ毎日浴びるものですよね。
シャワーの水もできるだけ綺麗なほうがいいですし、塩素や錆やカビなどの影響を受けているかもしれませんので、極力浄水器を使っていただきたいと考えています。
365日ほぼ体に浴びるものですし、実際に水の影響はかなりあります。
地方の水の綺麗なところに住んでいる人はいいですが、住宅街や古い水道管の地域や浄水場の近くで塩素が強くなっている場合などもありますので、皮膚科に何回もいけばそれなりの金額になってしまいますから、浄水シャワーヘッドにお金を投資するのはいい投資だと思います。

シャワーの水量を弱くしてシャワーを浴びる

正直アトピーになってしまうと感覚が良くわからなくなって、熱いシャワーを強い水量で浴びていたようなことがありました。それがなんか気持ちいいような気がしたんです。
でもこれは間違いですのでおやめください。
特に皮膚科の薬などを使っている方は肌の感覚がよくわからない状態になってしまっている人が多くいると思います。シャワーの水量は普通より少し弱い位の水量にしてください。熱くない温度で浴びてください。洗い過ぎないようにしてください。
洗い足りないような感じがしてゴシゴシ洗ったりしないでください。
複数回浴びてもいいですので、洗い過ぎたりしないように心がけてください。

夏場汗をかいた時はこまめにシャワーを浴びる

夏場汗をかきやすいものですね。
汗をかいたらこまめにシャワーを浴びます。
軽く全体を流す程度で髪などは洗わないで大丈夫です。

髪は1日1回くらい洗えば大丈夫です。

髪乾かす際にはドライヤーを使ってください。
最初温風でドライヤーで頭皮から離れた位置から直接温風が地肌に当たらないように逃しながら7割位乾かします、7割乾いたら冷風で残り3割を完全に乾かします。
髪はペタン髪にならないようにしたほうが髪に栄養がいくと思います。
ドライヤーを使わないほうが髪や頭皮が痛むと考える人もいますが
頭皮が蒸れるので痒みや抜け毛に繋がります。特に濡れた髪で寝るのは最悪です。
ドライヤーを最低限度使って、完全に髪を乾かすことをお勧めします。

アトピーの人は朝一番の水道水に要注意!朝一の水は水道管の成分を含む

朝一番の水道水にはクロムや鉛が含まれていることがあります。

「朝一番の水道水」と検索してみてください。

大量に検索の結果が出てきます。
あちこちの水道局のホームページが(ほとんど全ての水道局のホームページに書いてあるのではないかと思うくらいです )が「鉛製の水道管を使用しているご家庭では、長時間滞留しているとわずかではありますが、鉛が溶け出し、水質基準を一時的に超えることがあります。 朝一番の水道水は飲み水以外にお使い下さい」と書いています。
僕はこのことをつい最近まで知りませんでした。

朝一の水は水道管に長時間滞留した水でそれがアトピーに悪い影響を与えている場合があります。

安全のための塩素(殺菌剤)がなくなったり、また、鉛管が使われているお宅では、鉛が溶け出している場合もあり、それがアトピーに悪影響を与えている可能性があります。
長時間滞留した水の使い始めは、バケツ1杯程度、飲用以外の食器洗いやトイレ用水等に使うといいそうです。

ご家庭に鉛製の水道管が使用されているかどうかのお問い合わせもできるようです。
お住いの水道局のホームページを確認してみるといいと思います。

※私事ですが、金属アレルギーのパッチテストを行い、結果はクロムに反応しました。

それまでは水をさわるとアトピーが悪化するように感じていまして、朝一の水道水にはクロムが含まれるようですので、バケツ一杯程度水を出してからシャワーを浴びたり飲んだりしたほうがいいと感じます。
私の家庭は両親共に物を大切にする家庭でした。
水なども無駄に使わないように子供のころから気を付けていました。
バケツ一杯程度水を出して使うような無駄なことは絶対にやってはいけないと考えていました。朝の水の中にアレルギー成分が含まれているとはとても考えませんでした。

日本の水道水の塩素は海外よりもはるかに高水準でアトピーに悪影響

日本の水道には塩素が入っています。戦後GHQの指導により殺菌のために塩素を使ってきたそうです。

アメリカやフランスでは0.1ppm以下、ドイツでは0.05ppm以下という基準で上限だけが設けられています。ヨーロッパでは塩素消毒を行わないそうです。

日本では0.1ppm以上が基準とされていて下限だけが設けられているそうです。
下限だけが儲けられているということは、浄水場から遠ければ塩素も薄れてきますから、遠くの水道でも0.1ppm以上になるように多めに入っています。
一般家庭では1
ppm前後とかが多いそうです。
海外の基準より10倍~20倍くらいになってしまいます。

日本の水道水が一番塩素が濃いそうです。

アトピーの人は一度ミネラルウォーターで髪を洗ってみると塩素の悪影響が解ります

水道の塩素がどの位の影響を与えているかというのが一発で解る方法があります。

ちょっともったいない気もするんですが、
2リットルのミネラルウォーター2ケを購入して計4リットルで体を洗います。
冬にやると寒いので夏にやってみてくださいね。
これをやると髪がサラサラ肌もサラサラになり、驚きます。
アトピーを薬で抑えている状態の人は体が逆に少し痒くなることもあります。
塩素に対して防御する能力が肌にはあって、
それがミネラルウォーターだと大丈夫なような、
そんな気すらします。

そしてミネラルウォーターのメーカーや種類によってサラサラ感や痒くなったり、大丈夫だったりと結果に違いがあるんです。
すごく不思議な事だと僕は思うんですが、
体を洗う水の影響はかなりあるのだと思います。

冬は寒いので夏にでも、シャワーの替わりにやってみてください。
脱ステをした人にも刺激が少なくておすすめかもしれません。

※ミネラルウォーターで体を洗うというのは、
正直、飲み物で体を洗うという事で抵抗がありました。
ブリタのような簡易的な浄水器で洗うのもいいと思います。
やってみたらゴワゴワ感がなくサラサラした洗い上がりになりました。

アトピーの人に塩素を簡単にカットする方法をご紹介

粉末のビタミンCが売っていますので、
それをバスタブにスプーン1杯入れると、
即塩素カットできます。

シャワーを浴びるときには
私は手桶に溶いておいて、
シャワーは浴びずに
湯桶に混ぜながら体を洗っています。
髪がさらさらします。

※それ以外の方法ではブリタなどの浄水ポットを使うというのもいい方法です。

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